ポルトガルの首都リスボンで、観光客にも人気があるケーブルカーが脱線してビルに衝突し、これまでに15人が死亡しました。

地元メディアなどによりますと、ポルトガルの首都リスボンで3日、ケーブルカーが脱線し、脱線した車両が急な斜面を猛スピードで滑り落ちてビルに衝突しました。

この事故で少なくとも15人が死亡し、23人が負傷、うち5人が重傷です。

これまでに日本人が巻き込まれたという情報は入っていません。

現場はリスボン中心部の急な坂道で、ケーブルカーが下っている最中に突然、車両が軌道を外れて脱線したとみられています。

リスボンの消防当局は事故原因について「ケーブルが緩んだ可能性がある」としています。

事故のあったケーブルカーは1885年に創業し、観光客にも人気がある路線で、8月に整備を終えたばかりでした。

事故を受けてポルトガル大統領府は哀悼の意を示した上で、事故原因が「管轄当局によって速やかに解明されることを期待している」との声明を出しました。

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