山陰両県で唯一国際定期便が就航している米子空港で、ソウル便が10月から減便されることが決まった事を受け、鳥取県は9月4日連絡会議を開き、早期の復便に向けた利用促進策などを確認しました。
4日の連絡会議には、平井知事と関係部局に加え県内4市の商工会議所や旅行業の団体などがオンラインで出席しました。
米子空港のソウル便は現在、週5往復ですが、運航会社のエアソウルが10月26日からの「冬ダイヤ」で週4往復に減便すると発表しました。減便の理由は「機材整備のため」としていますが「7月に日本で大災害が起きる」という根拠ないうわさも影響して堅調だった搭乗率が7月に去年より15%近く落ち込んだことが背景にあるとみられています。
4日の会議では早期復便に向けて利用促進を図るため、搭乗券の購入者にコナングッズをプレゼントするキャンペーンの実施や、県内企業への渡航費支援などでビジネス利用を拡大する事などを共有しました。
鳥取県・平井知事:
「1回減ってそれで終わりということではないと思っている。冬場という山陰にとって強みのあるシーズンがどれほど生かせるかだという風に思っている」
鳥取県は引き続き、インバウンドとアウトバウンドの両面強化で冬ダイヤの実績づくりに努めていくとしています。
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