
日本時間の今月1日、アフガニスタン東部で起きたマグニチュード6.0の地震では、最も被害が大きい東部クナール州でこれまでに2205人が死亡し、3640人がけがをしました。
現地で実権を握るイスラム主義勢力・タリバンの暫定政権は、被災地では捜索活動が続いているとしていて死者数は今後さらに増えるおそれがあります。
地震のあと、インド政府やイギリス政府などが食料やテントの提供と資金援助を表明したほか、隣国のパキスタン政府もおよそ100トンの物資を陸路で運び込みました。
さらに、日本政府は3日、毛布およそ1600枚などの緊急援助物資を被災地に送ることを決めました。
また、オーストラリア政府も4日、100万オーストラリアドル、日本円にしておよそ9700万円の資金援助を表明していて各国からの支援が本格化しています。
ただ、アフガニスタンではことし、アメリカからの援助がほぼ打ち切られていて、国連は人道支援団体などの活動資金がひっ迫しているとして各国からのさらなる支援を呼びかけています。
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