旧統一教会の韓鶴子総裁が、韓国の前大統領夫人関連の自身の疑惑を捜査する、特別検察官からの出頭要請を拒否したことが分かりました。
旧統一教会を巡っては、教団の元幹部が尹錫悦前大統領の妻・金建希被告に金品を贈り、教団の海外事業に対する政府支援を求めたとして2025年8月に起訴されましたが、この事件に、韓総裁をはじめ教団ぐるみで関与した疑惑が浮上しています。
韓国の特別検察官は疑惑についての取り調べためを行うため韓総裁に対し、9月8日に出頭するよう要請しましたが、韓国メディアによりますと、韓総裁側が出頭拒否の意向を検察側に伝えたということです。
韓国の聯合ニュースによると、韓総裁は出頭要請を受けた直後、心臓疾患の手術のためソウル市内の病院に入院し、現在は教団が所有する病院で療養中で、教団関係者は「回復中の状況で出頭し、取り調べを強行するのは無理」だと話しているということです。
特別検察官は5日、新たに9月11日の出頭を求めて通知しましたが、韓総裁が応じるかは不透明です。
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