ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続いています。岡山市のデパートではウクライナへの支援につなげようと現地で作られたワインの販売会が開かれています。
会場では、甚大な被害が出ているウクライナのキーウ地方やオデーサ地方などで生産されたワイン約70本が販売されています。
(平野桂子記者)
「キーウ地方で去年(2024年)つくられたトロピカルな香りが広がるワイン。ウクライナ産はワイン通の間で密かなブームになっているそう」
今回、販売されているワインは日本在住のウクライナ人女性、アンナ ヴァシナさんが2023年、ワインで日本とウクライナをつなげようと設立した会社から輸入されたものです。
ウクライナ産のワインは元々、国内での消費が中心だったため戦時下で販売量が激減。軍事侵攻を逃れてもなお、現地のワイン生産者は様々な苦境に立たされています。
(岡山高島屋 高津真琴マネージャー)
「ウクライナの国のイメージは(戦争で)暗くなるが、おいしいワインがあるとまずは知ってもらいたい」
ウクライナワインの販売会は9月23日まで岡山市の岡山高島屋で開かれています。
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