中谷防衛相 新型フリゲート艦 豪との共同開発 契約へ協議確認

中谷防衛大臣は5日、防衛省でオーストラリアのマールズ国防相と会談したあと、そろって神奈川県の横須賀基地を訪れ、海上自衛隊の最新鋭の護衛艦を視察しました。

この護衛艦はオーストラリアが計画する新型フリゲート艦の導入に際し、日本と共同開発を行うベースとして選定されている型で、両大臣は来年初めを見込む契約締結に向けて詰めの協議を進めていくことを確認しました。

中谷大臣は護衛艦上で共同記者発表に臨み「オーストラリアとの防衛協力をさらなる高みに引き上げるための大きな一歩で、これを契機にいっそうの連携強化に取り組みたい」と述べました。

マールズ国防相は「極めて能力が高く、コストの面でもすぐれたこの艦艇をなるべく早く導入して就役させたい」と述べました。