
朝長万左男氏
【ニューヨーク共同】核戦争が起きた場合の影響を調査する国連の独立科学専門家パネルは5日、共同議長にメキシコ国立自治大のアナ・チェト氏と英ロンドン大衛生熱帯医学大学院のアンドリュー・ヘインズ氏を選出した。長崎で被爆し、原爆後障害の研究を続ける医師の朝長万左男氏(82)は共同副議長に就任した。 ニューヨークの国連本部で記者会見したチェト氏は「核戦争の結果が壊滅的であることは誰もが認識しているが、具体的にどのようなことが起きるのか調査し、その結果を核戦争について人々が真剣に考える機会にしてほしい」と意義を語った。被爆地、広島と長崎の知見を議論に生かしていくことも強調した。 パネルは4~5日に国連本部で初会合を開催。21人のメンバーの1人として朝長氏も出席した。朝長氏は取材に「核兵器の威力は甚大でその影響は長期に及ぶ。調査結果が、絶対に使ってはならないという核保有国に対する圧力となればいい」と話した。 約3カ月おきに会合を開き、2027年秋までに最終報告書を国連総会に提出する予定だ。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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