AP通信によると、ウクライナの首都キーウに7日、ロシア軍による大規模なドローン(無人機)とミサイルによる攻撃があり、ウクライナ政府の閣僚の執務室がある建物の屋根から煙が上がった。ウクライナのスビリデンコ首相は「政府庁舎が攻撃で損傷したのは初めて」と話しており、ロシア側が意図して狙った場合、攻撃を過激化させた可能性がある。
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ウクライナの当局によると、少なくとも攻撃で2人が死亡し、15人が負傷したという。ただ、AP通信は、政府庁舎が直接攻撃を受けたか、ドローンなどの破片による被害かは不明だと伝えている。
スビリデンコ氏は、建物の屋根や上層階などが被害を受けたとし、「建物を直せるが、人命は戻らない」と批判。国際社会に対ロシア制裁の強化を求めた。
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