スペインで8月27日、伝統行事「ラ・トマティーナ」が開かれ、参加者がわずか1時間で約120tのトマトを投げ合い、辺りが赤一色になった。顔面にトマトが直撃する人やトマトの海で泳ぐ姿も見られた。主催者によると、食用に適さず、祭りで使わなければ捨てられていたトマトを使用しているという。
トマト投げ合い…大興奮の人々
スペインで8月27日、「赤いもの」がカメラのレンズを直撃した。

2025年も目撃されたのは、毎年8月末に行われるスペインの伝統行事「ラ・トマティーナ」、通称「トマト祭り」だ。
やることは一つで、ばらまかれた大量のトマトを手に持ち、投げつけるだけだ。

中には“トマトの海”で泳ぐ女性たちや、寝転んでいたらトマトが顔面に直撃した男性もいた。
参加者は「めちゃくちゃだ!もうめちゃくちゃだ!!」と大興奮の様子だ。
ぐちゃぐちゃの群衆の中に、法被(はっぴ)を着た人も発見した。背中には、日本語で「祭」の文字があった。
食用に適さない“捨てられていた”トマト使用
トマト祭りは、わずか1時間の短期決戦だ。

その間に、約120tものトマトが使われる。
そのため、食べ物を粗末にして「もったいない」と思われる方もいるかもしれないが、心配ご無用だ。

主催者によると、これらのトマトは食用には適さず、祭りに使わなければ捨てられていたという。
(「イット!」8月29日放送より)
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