アメリカの陸軍士官学校の同窓会が、祖国に献身した市民を表彰する授賞式を中止することを決めました。俳優トム・ハンクスさんへの授賞を予定していましたが、過去の民主党への支持活動が問題視された可能性があります。

ワシントン・ポストによりますと、ニューヨーク州にある陸軍士官学校「ウエストポイント」の同窓会は、祖国に献身した優れた市民を表彰するシルバナス・セイヤー賞の授賞式を中止すると発表しました。

俳優のトム・ハンクスさんへの授賞を予定していましたが、ハンクスさんが過去に民主党を支持する活動に参加していたことが問題視された可能性があるとしています。

ハンクスさんは2020年の大統領選で民主党候補のバイデン氏を支持し、選挙資金集めのイベントに参加していました。

授賞式は9月25日に予定されていましたが、ハンクスさんへの授賞自体を取りやめたかどうかは不明です。

ハンクスさんは映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』や『プライベート・ライアン』でアメリカ軍の軍人を熱演し、6月に授賞が決まった際には「身が引き締まる思い」などとコメントしていました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。