イスラエルメディアによると、エルサレム近郊の交差点にあるバス停留所付近で8日、銃撃事案が発生し、少なくとも6人が死亡し、11人が重軽傷を負った。容疑者2人はバスの乗客らに発砲し、その場で治安当局などに射殺されたという。治安当局は、容疑者2人がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸からきたパスレチナ人だとみている。

 パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスは事件後、「英雄的な銃撃作戦であり、パレスチナ人に対する継続的な犯罪に対する当然かつ正当な対応だ」とする声明を発表した。

 事件直後に現場周辺に駆けつけた朝日新聞助手によると、数十人もの警察や救急隊員らが集まり、車両の通行を制限。治安当局者が周囲を警戒するなか、救急車のサイレンが鳴り響くなど物々しい雰囲気だった。

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