タイのタクシン元首相が、首都バンコクの刑務所に収監されました。

タクシン元首相は2023年、汚職などの罪で実刑判決を受け収監されましたが、直後に病気療養を理由に入院し、2024年2月に仮釈放となっていました。

この措置の妥当性について審議してきたタイの最高裁判所は9日、「措置は不適切だった」として禁錮1年が必要との判断を下し、元首相は刑務所に即日収監されました。

タクシン氏は、長年タイの政界に影響力を及ぼしてきましたが、次女のペートンタン氏が8月に首相を解任されたことや、今回の判断によってタクシン時代の終焉(しゅうえん)とする見方も出ています。

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