岩屋毅外相は11日、超党派「人道外交議員連盟」からパレスチナを国家承認するよう政府に求める要望書を受け取った。「さらに検討を深めていきたい」と述べた。

岩屋氏は「日本は(パレスチナとイスラエルが共存する)2国家解決を支持しており、いずれは国家承認をする。いつするかの問題だ」と説明した。各国の承認の表明を受け「逆にイスラエルが態度を硬化させている。どうすれば2国家解決につながるかを真剣に総合的に考えざるを得ない」と語った。
22日にフランスとサウジアラビアがパレスチナ問題を議論する首脳級の国際会議を共催する。フランスや英国などが国家承認を正式に発表する見通しで、日本政府も表明の時期を見極めている。
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