前編 ロシアの侵略は深刻な脅威…「それでも民主主義を守り抜く」ウクライナの若手ジャーナリストの決意
中編 政府批判を控える「自己検閲」やロシアのプロパガンダ…ウクライナのジャーナリストの戦い
後編 ウクライナの若手ジャーナリストが伝えたい ゼレンスキー政権とトランプ外交、そして日本への期待(この記事)
◆内政では課題も多いゼレンスキー政権
──ゼレンスキー大統領をどう評価しますか。 2019年の大統領選では、私はゼレンスキー氏に投票しませんでした。しかし、戦争が始まってから彼に対する評価は大きく変わりました。
東京新聞のインタビューに答えるジャーナリストのユリヤ・ティモシェンコ氏=東京都千代田区の東京新聞で(安江実撮影)
彼のスピーチ力、共感力、そして巧みな語り口は、国際社会からの支援を引き出すうえで非常に大きな役割を果たしています。特に外交面では、彼は非常に優れた指導者だと思います。 一方で、内政においては課題も多く、必ずしも完璧とは言えません。しかし、今は国内の政治闘争よりも、戦争終結まで国を導いてくれる存在であることの方が、はるかに重要だと考えています。 ──和平合意後には速やかに大統領選を実施し、政権交代すべきだと思いますか。 政治には健全な変化が必要だと思います。ただし、ゼレンスキー政権の即時退陣を求める声には賛同できません。戦争の脅威が完全に去ったわけではなく、依然として危険が残っているからです。 自由で公正な選挙が早期に実施されることを望んでいますが、停戦や和平合意の直後に選挙を行うのは現実的ではないと思います。 ロシアは過去にも停戦を破った前例があり、選挙準備に集中すれば、その隙を突かれるリスクが高まります。実際、クリミアやドンバスでも同様の事態が起きました。
西部カルパチア山脈を走る森林鉄道のデッキに立つ男性。同鉄道は「カルパチア鉄道」と呼ばれ、親しまれている(ドミトロ・バルトシュ撮影、「ウクライナー」提供)
だからこそ、ウクライナの市民社会と政府が協...残り 1735/2699 文字
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