中編 政府批判を控える「自己検閲」やロシアのプロパガンダ…ウクライナのジャーナリストの戦い(この記事)
後編 まだまだ続くロシアの脅威…ウクライナの人々がゼレンスキー政権とトランプ外交、そして日本への期待 ※ティモシェンコ氏は大阪万博を訪問するために8月に来日。インタビューは8月13日、東京都内で行いました。
◆リアルタイムでのSNS発信は控えている
──戦時下において、ジャーナリストが自己検閲に頼る傾向はありますか? 戦争が始まった当初は、自己検閲の傾向が強く見られました。多くの記者が、汚職などの問題を報じることで国のイメージを損なうことを懸念し、報道を控える姿勢を取っていたのです。
東京新聞のインタビューに答えるジャーナリストのユリヤ・ティモシェンコ氏=東京都千代田区の東京新聞で(安江実撮影)
しかし、時間の経過とともに、特に独立系メディアを中心にその傾向は徐々に薄れていきました。現在では、多くのジャーナリストが国家への支持を維持しつつも、大統領や政府の政策について率直に議論し、必要に応じて批判も行うようになっています。 こうした開かれた報道姿勢は、ウクライナの民主主義が成熟しつつあることの表れだと感じています。 ──女性記者のビクトリア・ロシチナさん(27)は2年前、ロシア占領地を取材中に拘束され殺害されました。ジャーナリストとして身の危険を感じたことはありますか。 私自身は幸いにも大きな危険を感じたことはありませんが、戦場の前線やロシアで取材を行ったロシチナ記者が殺害されたように、ジャーナリズムは非常に危険な職業です。ウクライナのジャーナリストは、ロシアのプロパガンダに対抗しながら真実を伝えるという重要な役割を担っています。
2022年、ハルキウ州ロボティネ近郊で、ロシア軍から解放された地域(カリーナ・ピリウヒナ撮影、「ウクライナー」提供)
ウクライナ国内ではロシアのスパイ活動への懸念があり、私自身もリアルタ...残り 951/1902 文字
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