
トランプ米大統領(奥)とロシアのプーチン大統領=15日、アンカレジ(ロイター=共同)
【キーウ共同】英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は16日、ロシアのプーチン大統領が15日のトランプ米大統領との会談で、ウクライナ軍の東部ドンバス地域(ルハンスク、ドネツク両州)からの撤退と全域割譲を求めたと報じた。トランプ氏は会談後、ウクライナと欧州の首脳に電話し、即時停戦を目指すのではなく、ロシアの提案を受け入れるべきだと伝えたという。 これまでトランプ氏は停戦の早期実現を訴えていたが、プーチン氏との会談を経てロシアの主張に寄り添う姿勢に変わった可能性がある。ウクライナや欧州の立場とは相いれず、反発は必至だ。 ウクライナのゼレンスキー大統領は18日にワシントンを訪れ、トランプ氏と会談する。トランプ氏は「ロシアと合意できるかどうかはゼレンスキー氏次第だ」としており、難しい判断を迫られそうだ。会談には欧州首脳も招かれているとしているが、詳細は不明。 ゼレンスキー氏はドネツク州の約3割に当たる約9千平方キロで戦闘が続いており、無条件での軍撤退には応じられないと主張。領土割譲もウクライナの憲法に違反するとして拒否する構えだ。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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