ロシア軍のドローンによるポーランドへの領空侵犯をめぐり国連の安全保障理事会は緊急会合を開きました。
12日の緊急会合はポーランドによる史上初めての要請を受けて開かれたもので、出席したポーランドの政府高官はロシアの領空侵犯について「ミスではなかったことを我々は知っている」と強調したうえで「ロシアはこの地域に火を放とうとしている」と強く非難しました。
ヨーロッパ各国からもロシアへの非難が相次いだほか、アメリカは「我々はNATO＝北大西洋条約機構の領土を1インチまで守り抜く」とロシアをけん制しました。
一方、ロシアはドローンの最大飛行距離から「物理的にポーランド領内への到達は不可能」として領空侵犯を否定しロシアへの非難には根拠がないと反発しました。
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