アメリカと中国が閣僚級貿易協議を行う中、中国の独占禁止法当局は、アメリカの半導体大手エヌビディアが独占禁止法に違反したとの調査結果を発表しました。

中国の国家市場監督管理総局は15日、エヌビディアがこれまでの調査で中国の独占禁止法などに違反したことがわかったとして、法に基づきさらに調査を進める決定をしたと発表しました。

国家市場監督管理総局は2024年12月、独占禁止法違反の疑いでエヌビディアに対する調査を始めたとホームページで明らかにしていましたが、これまでに違反の具体的内容を明らかにしていません。

中国は、アメリカとスペインのマドリードで貿易協議を行っていて、エヌビディア製の半導体についても議題になる可能性があり、アメリカへの対抗姿勢を示した形です。

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