アメリカの保守系の若手政治活動家、チャーリー・カーク氏は今月10日、アメリカ西部ユタ州の大学で開かれていたイベントで銃撃されて死亡しました。

その後、捜査当局は、カーク氏を殺害した疑いなどでタイラー・ロビンソン容疑者を逮捕しました。

この事件についてトランプ大統領は15日、ホワイトハウスで記者団に対し、容疑者がインターネットを通じて過激化したという見方を示しました。

そして「彼は左派だ。左派には多くの問題がある。左派は保護されているが、保護されるべきではない」と主張しました。

また、トランプ大統領の側近のミラー次席補佐官は、カーク氏が配信していたポッドキャスト番組に出演し、「カーク氏が最後に送ってきたメッセージは『この国で暴力を助長している左翼組織に対抗するため組織的な戦略を立てる必要がある』というものだった」と述べ、左派の組織の解体が必要だという考えを示しました。

一方、捜査当局は詳しい動機や背景を明らかにしていません。

事件のあとアメリカでは、SNS上で政治的な対立をあおるような投稿も相次いでいて、分断が深まることが懸念されます。

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