このハンドブックは、中国による侵攻や地震などの自然災害に備えて、社会全体の危機対応能力を高めようと、台湾国防部などが策定しました。

この中では、想定される軍事的な脅威として、重要なインフラ施設や海底ケーブルの破壊、それに敵の無人機による飛行などを挙げ、防空警報が鳴ったら速やかに地下や室内に避難するよう呼びかけています。

また、敵と味方の軍隊の識別が難しいことから、軍隊を見つけたら危険な地域からすぐに離れるよう注意しています。

さらに、中国によるサイバー攻撃を念頭に、インターネットが遮断された場合、ラジオや電話の専用窓口を活用し、正確な情報を把握するよう呼びかけています。

こうしたハンドブックの発表は3回目で、台湾国防部の担当者は「準備をすればさらに安全になるという理念を広め、自分を守り互いに助け合う能力と防衛の意志を高めるものだ」と述べています。

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