JR九州は19日、北九州市門司区のJR門司港駅構内で、保管中の引退車両の2編成から運転座席など計53点が盗まれたと発表した。
被害を受けたのは2022年9月まで鹿児島線で運行していた415系列車。運転室や客室の座席、放送用マイク、行き先字幕、車両番号や製造会社の銘板など計53点が盗まれた。
16日午後5時ごろ、駅係員が車内を確認して気づいた。車両は駅構内の一時的な保管場所にあり、扉を施錠。構外からはフェンスで仕切られていた。
JR九州の担当者は「通勤型の車両で、電車好きに人気がある。イベントではすぐに人が集まる」と話した。同社から被害の報告を受けた県警門司署が窃盗事件として捜査する。
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