今回の万博では日時を決めての入場予約が必要になっていますが、閉幕に向けた駆け込みで予約枠はほぼ埋まっています。
こうした中、一部のオークションサイトやフリマサイトでは、多数の予約済みの入場券が高額で取り引きされていることがわかりました。
NHKが確認したところ、一部のオークションサイトでは、22日の午後の時点で100件以上が販売されていて、祝日の9月23日の午前9時からの大人1人の1日券が、定価の7500円の5倍以上にあたる39000円で落札されているケースもありました。
博覧会協会は、入場券を不特定または特定多数の人に譲渡や転売することについて規約で禁止していて、NHKの取材に「正規のルートで購入していない場合は、その入場券は使用できない」と話し、購入しないよう注意を呼びかけています。
今回複数の事例が確認できたオークションサイトやフリマサイトを運営するLINEヤフーは「チケット不正転売禁止法に抵触するチケットやガイドラインに違反する出品は随時削除などの対応を行っています」としています。
一方、大手フリマサイトのメルカリは「万博の入場券は出品を禁止していて、該当する場合は取引キャンセルや商品削除などの措置を取っている」としています。
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