
酷暑で知られる群馬県館林市を食文化で盛り上げる「激グルメ総選挙」(館林商工会議所主催)の投票結果が25日発表され、ラーメン厨房(ちゅうぼう)ぽれぽれの「おそらく日本で一番幅の広い、百年小麦のひもかわと手打ち麺の合い盛りラーメンはしょうゆ味、具材は麺の下。」が最多得票でグランプリに輝いた。
受賞したラーメンは、鶏ガラスープがベースのしょうゆ味。地元特産ブランド「百年小麦」の手打ち麺にチャーシューなどの具材を乗せ、幅約15センチのひもかわを重ねた後、大きなのりをトッピングした。神藤幸竑(ゆきひろ)店主(57)は、どうしたら客の目に留まるかを考え、商品名を含めて工夫したのが評価されたと分析。「(受賞に)びっくりした。今後もまちおこしの手助けになれば」と喜んだ。

総選挙には市内の飲食店33店(うち新規9店)から38品がエントリー。7月5日~8月31日に投票が行われ、総数は795票(有効775票、無効20票)だった。これまでは「激辛・激甘・激冷グルメ総選挙」として開催していたが、今年からカテゴリーを廃止して名称を一新した。【湯浅聖一】
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