この催しは秋田県大館市の飲食店などでつくる団体が毎年、開いているもので、26日は地元の女性たちが伝統的なかすりの衣装に身を包み、収穫したばかりの新米を使ったきりたんぽ作りを披露しました。

女性たちは、炊きたてのごはんをすり鉢で粒が残る程度に潰し、粘りを出したあと、串に巻きつけて手で伸ばしたり、板の上で転がしたりして形を整えました。
そして、いろりの火で表面が軽くきつね色になるまで焼き、半分ほどに切ったきりたんぽを比内地鶏などと一緒に鍋で煮込み、会場を訪れた人たちにふるまいました。

「秋田名物本場大館きりたんぽ協会」の石川博司会長は、「コメの価格が上がっているが、新米のきりたんぽはもちもち感と香りががいいのでぜひ大館に来て本場の味を楽しんでほしい」と話していました。
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