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<虫刺されか何かのように見えた傷だが、おかしなところがあると気付いた妻に勧められて病院を訪れた男性。患部の中から出てきたものを見て、患者には思い当たる節が>

蚊に刺された? それとも毛が皮膚に埋もれた埋没毛? 米ワシントン州スポケーンに住む30歳のマイルズは、数か月前に右足首に「小さなできもの」を見つけた。彼が本誌に語ったところによると、最初は「特に気にしていなかった」という。しかし彼の妻は患部が灰色になっていることに気づき、病院に行くことを勧めたという。

■【写真】一見ただの傷? よく見ると「皮膚の下」に...医師が下した意外な診断、患者にあった「心当たり」とは

妻は夫の患部の様子を撮影し、SNSのThreads(@micks.art.goods)に投稿した。そこには次のように書かれている。「原因が何なのか突き止めるべきだと夫に強く言いました。ダニが潜り込んでいるようにも見えたので、ピンセットと針を持ってきました。20分ほど足首と格闘しましたが、何も出てこなかったので最後には諦めて診療の予約を入れました」

マイルズは本誌にこう語った。「腫れた部分を直接押したりしなければ、痛みも違和感もまったくありませんでした」

病院では患部を麻酔し、小さな切開が行われた。およそ20分後、看護師は小さな石か植物の種のようなものを「掘り出した」とマイルズは言う。

実はこの傷の原因について、マイルズには心当たりがあった。「ほぼ間違いなく自転車が原因だ」と、彼は話した。「恥ずかしい話だが、自転車の後ろに荷物を積んでいたせいで、一時停車した後に再び乗り直そうとした際にバランスを崩してしまった」という。

傷口に石が入ったことにまったく気付いていなかった

「足を擦りむいて少し出血したが、大したことのない擦り傷だった。ただその時に、おそらく種か石が皮膚の下に入り込んで、その上からすぐに皮膚が再生してしまったのだと思う」

「看護師たちは大笑いしていたよ。これまでも擦り傷などの傷口に小石が入った自転車乗りは見たことがあっても、ここまで治った皮膚の下に小さな異物が入っているのは初めてだったそうだ。彼らは私がそれを持ち帰ることを許してくれた」

妻の投稿は、次のように締めくくられている。「帰宅した彼は、プラスチック製の小さな医療用カップに入った石を見せてきました(驚くほど丸くて大きかった)。足首は1針だけ縫われていた。夫には石が自分の足に入り込んだ記憶がまったくないそうで、私はうんざりすると同時に興味をそそられました」

この投稿には次のようなコメントが寄せられた。

「濡れた地面で滑って砂利の中に手を突いた時、手のひらに石が刺さってしまったことがある。自分で取り出そうとしたがダメだった。救急外来でレントゲンを撮ってもらい、医師が局所麻酔薬を打ってから処置してくれた。思ったより大きなもので、2針縫って帰宅した」

「私なら瓶に入れておいて、家に来た人みんなに石を見せながら話したい」


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