岩手県雫石町と八幡平市にまたがる三ツ石山(みついしさん)(標高1466メートル)の山頂付近に、錦秋の大パノラマが広がっている。赤やオレンジ、黄色に色づく「期間限定」の絶景を楽しもうと、たくさんの登山客が訪れている。
三ツ石山は岩手県内で最も早い紅葉スポットとして知られている。登山口には早朝から、紅葉目当ての登山客が相次ぎ訪れた。駐車場の車は半分ほどが県外ナンバーだった。
山頂付近ではナナカマドやカエデなどが鮮やかに色づき、登山客は感嘆の声をあげながら写真を撮っていた。千葉県松戸市の森田信子さん(58)は「8時間かけて車で来た。めちゃくちゃきれいで感動した。タイミングがぴったりだった。先週は北アルプスを登ったが、東北の紅葉は美しさが違う。訪れてよかった」と話した。
網張ビジターセンター(雫石町)のスタッフは「紅葉するのが例年より遅かった。三ツ石山を皮切りに周辺の山々が紅葉していく」と説明した。
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