
広尾町にある楽古川の河口近くで行われた啓発活動には警察や北海道の出先機関の職員などが参加しました。
来遊シーズンを迎えた秋サケの資源保護のため、楽古川の河口付近では秋サケの釣りが禁止されるのを前に19日、参加者たちは釣りに訪れていた人たちに規制の期間や区域を周知するチラシを配りました。

その後、河口付近にいた密漁者が茂みに逃げ込んだという想定で行われた取締りの訓練では、道の職員が赤外線カメラを搭載したドローンを操縦して上空から密漁者を見つけると、警察官がドローンのスピーカーを使って茂みから出るよう伝えました。

道内では秋サケの資源回復を目的に、ほかの川の河口付近でも一定の期間、サケやマスの釣りが禁止されます。
十勝総合振興局水産課の富樫佳弘 漁業管理係長は「北海道の河川は秋サケがのぼってくる大事な河川なので、ルールをしっかり守ってほしい」と呼びかけていました。
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