
JR東日本千葉支社は12日、京葉線(東京―蘇我)の全線開業35周年を記念し、終着駅の蘇我駅(千葉市中央区)で初めて夜間に車両の撮影会を開いた。営業終了後の無人のホームに停車する車両に鉄道ファンらが熱心にカメラを向けた。
午前1時~同3時半の開催にもかかわらず、県内外から26人が集まった。車両は現役の「E233系」2編成(各10両)で、ホームや線路の上からシャッターを切る機会が設けられた。
車両に表示される行き先や前面・側面の種別などを自由に選ぶこともできた。参加者らは普段はめったに見ることができない「千葉みなと」行きに変えたりしながら、撮影を楽しんでいた。
参加した千葉市中央区のアルバイト、川島悠人さん(20)は「京葉線の魅力は(最寄りが舞浜駅の)東京ディズニーリゾートだけでなく、沿線に千葉ポートタワーなどお出かけスポットが多いこと。普段から乗る路線だけに今日は感無量です」と話していた。【中村聡也】
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