
若者の間で「アルコール離れ」が広がる中で、飲み会の会計でお酒を飲む人と飲まない人の負担をどう分けるのが公平かという問題が注目されています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「アルコール離れと飲み会の会計」を解説します。
Q 日本でお酒はどれくらい飲まれているのかな。
A 「週5日以上」と答えた人が19・3%いた一方、「全く飲まない人」は27・6%に上りました。調査はリクルートの「ホットペッパーグルメ外食総研」が今年6月、全国の20~60代の男女1035人を対象に、インターネットで実施しました。
Q 飲み会の会計についても質問したの?
A お酒を飲む人に聞くと、「飲んだ人が多めに払う(ざっくり調整)」が45・7%で一番多く、次に「食事は割り勘、お酒代は飲んだ人が分担」が25・2%でした。
Q 飲まない人は、どんな分け方がいいと思っているの?
A 飲まない人や飲めない人は「飲む・飲まないに関係なく、完全に割り勘にする」が33・3%で一番多く、「食事は割り勘、お酒代は飲んだ人が分担」や「飲んだ人が多めに払う(ざっくり調整)」も同じくらい選ばれていました。
Q 割り勘だと、飲まない人は損しているのでは?
A 飲まない人や飲めない人の42・3%が、ネガティブな感情を持ったことがあると答えました。トップは「注文金額が少ないことで、割り勘の場で損しているように感じる」で、15・7%もいました。
Q みんなが楽しく飲み会に参加するには、どうしたらいいの?
A ホットペッパーグルメ外食総研の担当者は「決まった解決策はないので、参加者が話し合ってみんなが楽しめる場になるよう考えてみてはどうでしょう」と話しています。
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