厚生労働省は、ジェネリック医薬品(後発薬)がある薬の窓口負担を見直す案を出しました。後発薬の使用が増えたことが背景にあり、年内に結論を出す予定です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ジェネリック医薬品の窓口負担見直し」を解説します。
Q ジェネリック医薬品って聞いたよ。どんな薬なの?
A ジェネリック医薬品(後発薬)は、先発薬と同じ有効成分を使い、値段が安い薬のことです。
Q 先発薬ってなんだっけ。
A 先発薬は、最初に開発されて販売された薬で、特許が切れると後発薬が作られます。
Q 今はどれくらいの人が後発薬を使っているの?
A 2024年度末時点で、後発薬の使用割合が90%を超えています。
Q 今の仕組みはどうなっているの?
A 先発薬が処方される場合、1~3割の患者負担に加えて、後発薬との差額の4分の1を保険給付から外し、上乗せしています。
Q 負担の割合はどれくらい増えるの?
A 厚生労働省は、差額の4分の1を、2分の1や4分の3、全額まで増やす案を示しています。例えば、先発薬の価格が1錠100円、後発薬が1錠60円の場合、差額が全額まで増えると、先発薬が処方された場合の負担増は1錠30円になります。
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