難病患者や障害者が24時間の介護を受けながら自分らしく暮らすことを考えるオンラインシンポジウムが15日開かれる。
「介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット」(事務局・東京都、藤岡毅・岩崎航共同代表)の主催。同ネットは2012年結成。重度障害があっても地域で安心して暮らせる公的介護を求めて活動してきた。
障害者が自治体に福祉サービスの利用を申請しても必要な時間数を得られない場合、裁判などを支援。長年の活動で、現在は全都道府県で24時間の介護保障が認められている。
シンポジウムでは、30代で筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、現在は青森県八戸市で24時間介護を受けながらパートナーと愛犬と暮らす、元高校教諭の小笠原元子さんの短編ドキュメンタリーを上映。小笠原さんと映画監督の宍戸大裕さんが対談する。新たに24時間介護が認められた裁判事例も報告する。
午後1時半~同4時。視聴無料。申し込みは同ネットのホームページ(http://kaigohosho.info/)【上東麻子】
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