厚生労働省によりますと8月3日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から5441人増えて2万1365人となりました。

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は5.53人で前の週の1.34倍となり、7週連続で前の週から増加しました。
平均の患者数が5人を上回るのは、ことし2月以来となります。

都道府県別では多い順に
▽宮崎県が14.07人
▽沖縄県が12.73人
▽鹿児島県が12.68人
▽熊本県が9.58人
▽佐賀県が8.75人などとなっていて
沖縄県を除く46の都道府県で前の週より増加しています。
8月3日までの1週間に、全国およそ500の医療機関から報告された新たに入院した患者の数は1501人で、前の週と比べて314人増加しました。
厚生労働省は「新型コロナは例年、夏に流行する傾向があるため、手洗いや部屋の換気など基本的な感染対策を徹底してほしい。また、帰省などで高齢者や基礎疾患のある人と会う際には感染予防としてマスクを着用すること、また、体調が悪い場合には大勢の人との接触を避けることなどに努めてほしい」としています。
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