国のユネスコ無形文化遺産登録の候補に温泉文化が選ばれたことについて説明する群馬県の山本知事(28日、県庁)

群馬県の山本一太知事は28日、国の文化審議会が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産への登録をめざす候補に、心と体を癒やす日本人の慣習「温泉文化」を選んだことについて「地方から声を上げて中央を動かした。画期的だ」と指摘。「文化として認知されていなかったものを認めてもらった」と話した。

登録候補には全国各地で受け継がれる民俗芸能「神楽(かぐら)」とともに選ばれた。ユネスコは2028年に神楽、30年に温泉文化を審議する可能性が高いという。

群馬県は草津温泉など国内有数の温泉地を抱える(11月、群馬県草津町の湯畑)

温泉文化の登録を巡っては、18年に県議32人が温泉文化世界遺産議員連盟を設立。22年には国会議員の連盟や知事の会が山本知事と馳浩・石川県知事を中心に発足した。登録が実現すれば、新型コロナウイルス禍で疲弊した各地の温泉地の集客や、能登半島地震で被災した温泉地などの復興にも追い風になると期待されている。

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