雪は猫の大敵(写真はイメージです) Agata Kaczowka-Unsplash

<暴風雪の中で発見された子猫は冷たくなって衰弱しきっていた。インターネットはすぐさま、この子の命を救うために結集した>

小さな猫は、雪が降りしきる中、「ドアの近くで鳴いている」のが見つかった。助けた女性は子猫用のミルクと「高カロリージェル」を購入して与えようとしたが、食べる力すらない。そこでRedditに写真を投稿して「どうすればいい? チャンスはある?」と問いかけた。

【写真】雪の中で鳴いていた子猫――衰弱して冷たくなり、そして4時間後...

病院の予約は何日も先まで取れなかった。それまでの間、どうすればいいのかアドバイスを求めた投稿者(u/Emilylikes)に対し、インターネットは間違いなく助けになってくれた。わずか数日で7600以上のアップボート(いいね)が集まり、コメントは340件を超えた。

最初のうち、子猫は衰弱しきった様子で、時折ピクピク動いたり喉を鳴らしたりしていたものの、全く食べようとはしなかった。

「この子は家へ帰るまでに死んでしまうかもしれないと思った」と投稿者は書き込んでいる。「ひどく衰弱していて冷たかった。毛布にくるんで温めた座席に乗せ、暖房の温度を上げた。子猫用のフードを求めてペットスマートに寄り、まだ生きていたのでフードを買って、帰宅してすぐ投稿した」

発見場所は、投稿者の娘の家の前だった。娘は小学校に勤務していて、この日は雪で休校になったために雪かきをしていたところ、子猫を発見したという。

ユーザーからコメントや質問が次々に寄せられる中、u/Emilylikesは投稿を更新して子猫の状態を伝え続けた。4時間後には別の写真をシェア。「ケースの端から端まで歩いて行って、子猫用ミルクをいくらか舐めた」と伝えた。

アドバイスの書き込みはその後も続いた。子猫は徐々に回復の兆しを見せ、やがて食べたり動いたりするようになった。その時点でまだ名前がなかったことから提案も寄せられたものの、投稿者はコメント欄に、ペットの名前は「似た色の食べ物にちなんで」付けていると書き込んだ。

完全に回復するまでにはまだ時間がかかりそうな様子だが、子猫に心を寄せるユーザーからは、こんなコメントが相次いでいる。

「久しぶりに見た最高のニュース。助けてくれたこと、更新してくれたことに感謝します」

「猫分配システムがまたやった。きっとすごく美しい猫になるね。続きも教えて」

「どんな結果になったとしても、あなたのしたことは素晴らしい」

「とにかく子猫は今、温かくて安全だね」

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