コアラの「ななみ」(2025年5月7日撮影)=名古屋市東山動植物園提供

 東山動植物園(名古屋市千種区)は、コアラの「ななみ」(雌、7歳)が悪性リンパ腫で死んだと発表した。21日までコアラ舎に献花台を設置する。

 同園によると、10月23日に体調を崩し、リンパ腫の疑いで隔離飼育していた。その後、食欲や体力の低下が見られ、今月11日に死亡が確認された。

 ななみは2018年7月7日に同園で誕生。生まれた月日の「7」にちなみ命名された。20年に「ワトル」、22年に「おもち」(いずれも雌)を産んだ。

 ななみが死んだことで、同園のコアラは8頭(雄4、雌4)となった。コアラは一般的に病気がなければ15歳前後まで生きているといい、ななみの母「ホリー」は12歳で元気だという。【式守克史】

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