犬の首輪には飼い主の思いが表れることも(写真はイメージです) Mitchell Orr-Unsplash

<食事も十分与えられずに保護された犬がつけていたのは、ある高級ブランドの首輪だった>

ネグレクトされ、毛玉だらけの状態で保護された犬が、高額なティファニーの首輪をつけており、保護団体がその「皮肉な」状況をネットに投稿した。

【動画】食事も不十分なのに...300ドルの高級首輪をつけていた保護犬

「トルーマン」と名付けられた3歳の犬は、飼い主によって米カリフォルニア州の保護団体、Community Effort Animal Rescueに引き渡された。スタッフが驚いたのは、トルーマンがつけていたのが、300ドル相当のティファニー製とみられる首輪だったことだ。

同団体は動画をインスタグラムで公開し、「300ドルのティファニーの首輪を彼の首から外す皮肉」と記している。

高級なアクセサリーとは裏腹に、トルーマンは屋外での生活を強いられ、しばしばエサや水も与えられず、気温が38℃を超える猛暑の中で放置されていたという。

保護された時のトルーマンは毛玉がひどく、「唸ったり、吠えたり」するなど攻撃的な反応を見せた。

「この犬はまだ3歳だ。どれほど簡単に購入され、見捨てられたことか。そんなことがなぜできるのか、理解したくもない」と同団体は書いている。

しかし、臆病で防御的だったトルーマンは、それから5日目にはスタッフに向かって走り寄り、尻尾を振り、愛情を求めるようになったという。

同団体は別の動画を投稿し、「これほど早く心を開いてくれた犬は、これまでいなかった」と述べている。「彼に必要だったのは、少しの食べ物と、安心して眠れる場所、そして安らぎだけだったのだ」

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