兵庫県姫路市本町の姫路護国神社（白鷺宮）で27日夕、新春に合わせて約2千個のちょうちんがともされる「新年万灯祭」の試験点灯があった。

　新年の幸福や繁栄などを祈る行事で、1978年に始まった。

　市民らが奉納したちょうちんは、高さ3・5メートルの位置に23列（1列に約90個）で飾られている。元日となる1日の午前0時ちょうどに点灯され、10日まで境内を明るく照らす。

　27日の試験点灯では、4人の巫女（みこ）が点灯漏れがないかを確認した後、境内を掃き清めて新年を迎える準備を整えた。

　泉和慶宮司は「午（うま）のような軽やかな足取りで前に進んでいく年となりますようお祈りします」とコメントしている。

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