全国の支社支局の記者がビジネスパーソンや旅行者にリレーでお薦めする「出張ご当地グルメ」。2024年の連載再開から2周目に入りました。冬に注目のグルメやスイーツをご紹介しています。ぜひ出張や旅行の計画の参考にしてください。(内容や肩書などは掲載当時のものです。お店の営業情報などはご確認ください)

トラフグといえば千葉? 漁獲急増のいすみ市、処理師の育成急ぐ


トラフグの唐揚げを作る「網代」の小高豪也さん(千葉県いすみ市)
太平洋に面する千葉県いすみ市の大原漁港で近年トラフグの漁獲が急増しており、市内の店では天然物のコース料理を堪能できる。(中略)東京から日帰り圏内で、新たな「ふぐのまち」づくりが動き出している。……記事を読む

福井の水ようかんは冬が旬、伝統の味守り土産品も登場 


福井の水ようかんは冬の寒さのおかげですぐに固まるという
冬の到来を感じ始める時期から福井県のスーパーに並ぶ定番の和菓子がある。全国では夏が旬だと思われることが多い「水ようかん」だ。江戸時代から続くとされる伝統の味が今も県民に親しまれ、北陸新幹線の延伸後はその風味を生かした土産物も登場した。……記事を読む

京都発祥の白味噌、関西の雑煮の定番に 平安期から食文化支える


中村軒(京都市西京区)は雑煮のほか、みたらし団子のたれに白味噌を使う
関西の正月料理の定番が白味噌を使った雑煮だ。白味噌は京都が発祥とされ、西京味噌とも呼ばれる。(中略)赤味噌などと異なり塩分は控えめで甘みが強いため、団子など和菓子のたれとしても重宝されている。……記事を読む

北九州のローカル回転すし 鮮度のサバ、キンメはあぶりで皮パリリ


京寿司ではキンメダイのあぶり(手前)も人気(北九州市の京寿司大畠店)
工業都市の北九州市は個性の違う3つの海に囲まれた魚のまちでもある。(中略)新鮮な魚介を生かしたすしは、高級店から町場の店まで選択肢が多い。出張ついでにのれんをくぐるなら、1人3000円程度で楽しめるローカル回転すし店もいい。……記事を読む

きりたんぽ、あんこう……冬定番の料理

きりたんぽ鍋は秋田県北部を中心に伝わってきた伝統料理(秋田市の「以和世」)
  • ・秋田の冬の味覚、きりたんぽ鍋 県北に伝わる郷土料理
  • ・仙台市、冬の定番「せり鍋」 根っこまで食べる
  • ・茨城のあんこう鍋、皮やエラも無駄なく 全国サミットも
  • ・名古屋の冬に味噌おでん、濃厚な家庭の味 立ち飲みや洋風も
  • ・博多水炊き 「澄」と「白」のスープ、鶏のうまみ競う
  • ・鹿児島・黒豚のしゃぶしゃぶ うまみ濃く、白身も口当たりさっぱり

お正月、初詣でも立ち寄りたい

松本蕎麦店の「楽山割子そば」は3種の薬味を楽しめる(松江市)
  • ・岩手・一関市、年間通して餅食べる文化 味も300種類
  • ・長野の郷土食「おやき」 フレンチ風など進化形も
  • ・東大阪市「石切のおでん」あっさり具材に甘め出汁 トマト入りも
  • ・奈良の三輪そうめん、カップ入りやイタリア風も 新機軸相次ぐ
  • ・出雲そば、「釜揚げ」「割子」で際立つ風味 老舗で堪能

47都道府県、多彩な味わいを旅に出る前にチェック

2024年は北海道から連載を始め、25年にかけて沖縄までリレーしました。伝統の高級食材からお手ごろなB級グルメまで、多彩な味わいは出張や旅行の際の楽しみとなります。

左から富山のます寿し、広島の汁なし担担麺、横浜の牛鍋

【出張ご当地グルメ2024~2025 まとめ読み】

  • 牛鍋・ます寿し・担々麺…全国各地、出張で味わうグルメ
地域ニュース

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