
猫毛も可愛い人形に(写真はイメージです) Marvin Zzettl-unsplash-Unsplash
<世界中で大人気のあの人形のブームに乗って、猫の飼い主が自分の猫の抜け毛から自作した人形がインスタグラムで絶賛されている>
話題の人形は入手困難。そこで飼い主は、毎日のブラッシングでたくさん抜け落ちる猫の毛を見て、これを人形にしてしまおうと思い立った。
【動画】入手困難なら自作しちゃえ...猫の抜け毛があの人形に
可愛くもあり、ちょっと不気味でもあるラブブ人形は、香港生まれのアーティスト、カシン・ロン(龍家昇)がデザインして中国のポップマートが売り出し、ここ数カ月のファッショントレンドとして急浮上。セレブがコレクションを披露してソーシャルメディアでも話題になったことでブームに火が付いた。
箱を開けてみるまで色が分からない「ブラインドボックス」の効果もあって、ラブブの希少性は増すばかり。売り切れ続出で入手は困難な状況にある。そこでカット・カーティス(@thekatcurtis)は、自分で制作しようと思い立った。
「うちの猫のウノは抜け毛がとても多いのですが、この前友人が、フェルト化キットを使えばこの子の毛から人形が作れると教えてくれました」。電子メールで本誌の取材に応じたカーティスはそう説明した。「ラブブ人形を買った友人がたくさんいるので、自分の猫の毛をラブブにしたら楽しいだろうなと」
カーティスはブラッシングで抜け落ちたウノの黒い毛を集めて人形の制作に取りかかった。毛玉を丸めて固め、ラブブの大きさに成形し、仕上げに特徴的な耳を2つ取り付けた。
ラブブはあの独特の笑みを浮かべた顔がなければ完成しない。カーティスはその表情を精一杯まねて描いた顔を人形に取り付け、小さな手と足も添えた。
「うちの猫はこのラブブから自分のにおいがすることに興味を持って、ずっとくんくん嗅いでいました」とカーティスは話す。
カーティスはその後もミニサイズの猫毛人形をいくつか作り上げた。制作にかかった時間は約20分。完成した作品は、インスタグラム(@one_eared_uno)でウノをフォローしているファンにプレゼントして喜ばれている。
7月13日に掲載されたインスタグラムの動画は、8月25日までに140万回以上再生され、「いいね」は7万を超えている。
ユーザーは「これなら買う!」「自分が推す唯一のラブブ」などと猫毛のラブブを絶賛。「分かってた。私がうちのウサギの毛を集めてたのは理由があったんだ。あなたって天才」というコメントもあった。
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