写真はイメージ=ゲッティ

 地方独立行政法人桑名市総合医療センター(三重県)で昨年10月、患者を取り違えて採血し、輸血の必要がない患者に輸血する医療ミスがあったことが分かった。健康被害は確認されなかったという。センターは患者側に謝罪した。

 センターによると、入院中の90代女性の採血を医師が指示したが、看護師は10月31日、同じ部屋で入院中の貧血症状がある80代女性から誤って採血した。血液を取り違えたまま検査が行われ、90代女性に同日、輸血が行われた。11月1日に90代女性から採血したところ、予想以上に貧血が改善していることに医師が疑問を抱き、ミスが発覚したという。

 採血管には90代女性の名前が記されていたが、看護師が患者名の確認を怠ったという。センターは同日、家族へ謝罪。理解が得られたとして慰謝料などは支払わなかった。

 同センター医療安全管理室は「あってはならないミスで申し訳ない。患者の確認を徹底したい」と話している。【荒川基従】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。