むぎを見送り、涙を拭く県立久住高原農業高「うし部」の部員ら=竹田市で2026年1月13日午前10時7分、城井謙治撮影

 全国の農業高校の生徒たちが育てた和牛の肉質や飼育体験発表を競う「第9回和牛甲子園」が15、16の両日に東京都内で開かれ、大分県竹田市の県立久住高原農業高「うし部」が出場する。大会に先立ち、部員らは愛情を込めて育てた雌牛の「むぎ」を送り出した。

 和牛甲子園は、全国農業協同組合連合会が高校生の就農意欲の向上などを目的に主催している。久住高原農高は今大会が3度目の挑戦で、「うし部」所属の3年生、秀坂裕香さん(18)▽春那華月さん(18)▽新宮美優さん(18)――3人が出場する。

 むぎは2023年9月生まれ。部員たちが散歩に連れて行ったり、酒かすを与えたりなど大切に飼育してきた。13日に同校であった激励会後には、むぎの乗ったトラックが大会に向けて出発し、代表の3人は「今日で会えるのが最後でとても悲しい。良い結果が出るように祈っています」と涙を拭った。【城井謙治】

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