
猛暑は犬にも危険をもたらす(写真はイメージです) Ethan Nyatsine-Unsplash
<厳しい暑さの中、小さな金属製の檻に閉じ込められていた犬は、脱水症状を起こし、肉球は火傷を負っていた>
熱波が襲う中、危険なほど熱くなった金属製の檻に入れられていた犬が保護された。
【動画】脱水症状に肉球の火傷...過酷な状況を生き抜いた保護犬
レッドスという名前のピットブルのミックス犬は、推定2歳で、6月に米ペンシルベニア州の自宅の外で発見された。レッドスは、通気性が悪い小さな金属製の檻の中に閉じ込められており、脱水症状と熱疲労を起こし、熱くなった金属の床で肉球が火傷していた。
レッドスを発見した保護団体「フィリー・ブリー・チーム」の代表、ジェシカ・グラフは、彼がその檻の中で数日間も生き延びたことに驚愕した。グラフは本誌に、救出しなければレッドスは「あの熱い檻の中で焼き殺されてしまう」と恐怖を感じたと語った。
「檻は家の裏庭に置かれており、日光が直接当たり、オーブンのような環境を作っていた」とレッドスは述べる。
救出されたレッドスは、すぐに治療を受けた。肉球の火傷が治るまで、しばらくの間歩くことができなかった。
救出後、グラフはレッドスが「熱い金属の箱」の中で苦しんでいる様子を撮影した映像を投稿すると、大きな反響があった。
動画のキャプションには、檻が「オーブンのように、内側から彼を調理していた」と書かれている。幸いにも、投稿には救出後に元気になったレッドスが、抱きしめられたり草の上に寝そべったりして楽しむ様子も含まれている。
レッドスは今や「とても幸せで健康な犬」となり、里親も見つかったとグラフは語った。
TikTokユーザーたちは、レッドスが受けた扱いに激怒する一方、彼が再び愛されることを可能にしたフィリー・ブリー・チームをたたえた。投稿にはコメントが900件以上寄せられている。
「彼を救ってくれてありがとう。どうしてこんなことができるのか理解できない」
「彼を見つけてくれて本当にありがとう」
「彼が経験したことに心が痛む。なんて強い子なんだ」というコメントもある。
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