欧州発祥で、近年国内でも注目される「イエナプラン教育」を取り入れた私立中高一貫校が、2026年4月に長野県佐久穂町に開校する。全国各地から児童生徒が集まることで知られる「大日向小・中学校」(同町)の学校法人が運営。教育移住を検討する家庭の選択肢になりそうだ。
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開校する「大日向中等教育学校」は6学年で定員210人。閉校した学校の校舎を改修して利用する。25年10月に県から設置認可を受けた。異年齢の学びや対話を重視するのが特徴で、併設の小学校と合わせて12年間の継続した学びをめざす。
イエナプランでは、対話、遊び、仕事(学習)、催しの四つを循環して時間割を組み立てる。日本イエナプラン教育協会によると、国内では公私立の小中学校と幼稚園の六つが認定校になっている。
主体的な学びで注目
運営する学校法人茂来(もらい)学園は19年に大日向小学校を開校し、国内初のイエナプランの認定校となった。3年後に大日向中も開校。子どもそれぞれにあった主体的な学びが注目を集め、児童生徒の大半が全国から移住して学校生活を送る。
大日向中校長で、開校後は中等教育学校の校長となる青山光一さん(48)は「高校受験に向けて、中学3年になると偏差値や点数といったものに巻き込まれていかざるを得なかった。そうではない進学のあり方をつくりたい」と話す。
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