様々なブランドの宿泊施設を全国展開している星野リゾート(本社・長野県軽井沢町)は20日、国重要文化財の旧奈良監獄(旧奈良少年刑務所、奈良市般若寺町)を改装した最高級クラスのラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」を6月25日に開業すると発表し、予約の受け付けを始めた。
監視所を中心として放射状に造られた収容棟5棟のうち4棟が宿泊棟になる。客室タイプ「The 10-Cell」は、独居房(5平方メートル)を10室つないで1室にし、寝室やリビング、浴室などのスペースに分けている。全48室すべてがスイートルームだ。
手積みの重厚なれんが壁や、高い位置に取り付けられた窓など、1908年にできた明治建築の趣と現代のデザインを調和させることで、優雅なリラックス空間に生まれ変わったという。
総支配人の掛川暢矢(まさや)さんは「歴史的な建築を守りながら、ホテルとしてどのように未来へつなげていくべきか、関係者と対話を重ねてきた」と話した。開業から3年を目安に、80%の稼働率で安定させたいという。また、奈良市の魅力をPRして、ホテルを含むエリア全体を滞在型の観光地に変化させる目標も示した。
宿泊代は1泊14万7千円(1室あたり、税・サービス料込み、食事別)から。建物群の一部は「奈良監獄ミュージアム」(4月27日開館)になる。
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「星のや奈良監獄」の詳細は星野リゾート公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyanarakangoku/
)で。
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