
東京都練馬区は22日、子どもの発達障害を早期に発見する体制を強化するため、独自に5歳児健診を始めると発表した。現在1歳6カ月児や3歳児、就学時に実施する法定の健診に追加し、3歳児から就学前の健診の空白期間を解消する。健診後の支援体制も充実し、発達などに心配のある子が円滑に小学校生活を始められるよう後押しする。
同日発表した2026年度予算案に関連費用として1400万円を計上した。29年度に小学校入学を予定する子どもを対象に、26年秋から健診を順次始める。まず問診票に回答してもらい、医師の診察が必要とされた子どもに区内の医療機関などを受診してもらう。区の保健相談所やこども発達支援センターなどが連携して支援する。
前川燿男区長は22日の記者会見で「発達障害への対応は行政として十分手がついていない。健診で早期発見と早期ケアをしたい」と訴えた。前川区長は4月の任期満了で退任する意向を示している。「様々な分野で練馬区モデルを作ってきた。今後は地下鉄大江戸線延伸を基軸に施策を組み合わせ、一体で取り組むのがベストだ」と語った。
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