愛犬のちょっとした変化が重大な病気のサインの時もある(写真はイメージです) Grant Durr-Unsplash
<口腔ガンに冒されたラブラドールレトリバー。治療で見た目は大きく変わったが、「なんとしても救いたい」という家族の願いが命をつないだ>
ガンで余命数カ月と宣告された愛犬のラブラドールレトリバー。飼い主が専門医から提案されたのは、命を救うために鼻をすべて切除するという衝撃的なものだった。
【動画】治療で「鼻をすべて失った」ラブラドール、ガンから見事に生還
テキサス州に住むヘイリー・グラットフェルターさん(28)はある時、6歳の愛犬ギデオンの口臭が異常に強いことに気づいた。口の中に食べかすでも詰まっているのかと思い、中を覗き込んだところ、大きな腫瘍ができていた。
すぐに獣医の予約を取り、腫瘍の切除と生検をすることになった。「おもちゃに血がついているのを何度も見かけたが、激しく遊びすぎたせいだろうと思い込んでしまった」とグラットフェルターさんは本誌に語った。
生検の結果、ギデオンは口腔ガンの一種である「扁平上皮癌」という進行の早い悪性腫瘍であると診断された。腫瘍は完全に取り除くことができず、治療をしなければ余命は「数カ月」と宣告された。
しかし、家族は諦めず、専門病院の腫瘍専門医を訪ねた。すると、再手術を行えば3〜6年は一緒に過ごせると伝えられた。しかし、手術の前日になって、ガンの範囲が予想以上に広く、鼻をすべて切除しなければならないことがわかった。
そして、5時間に及んだ手術は無事に成功した。上唇の再建手術を除けば追加の治療も不要だという。
術後の数週間は24時間体制のケアが必要で、過酷なものだった。グラットフェルターさんは「本当にこれが彼にとって正解だったのかと自問自答を繰り返した」と言う。しかし、「傷が癒え、ギデオンらしさが戻ってくると、正しい選択をしたと確信した」。
ギデオンは今、まるで何事もなかったかのように元気に過ごしているという。食事も以前と変わらず、新しい鼻の穴から呼吸をし、匂いも嗅ぐことができる。
グラットフェルターさんは、ギデオンの闘病記録をSNS(@hayleyglatfelter)で発信しており、多くのユーザーがギデオンの回復を見守っている。
「獣医腫瘍学の研修医として、本当に胸が熱くなる。彼には支えてくれる家族がいて幸せだ」
「ギデオンを誇りに思う! 彼のために戦ってくれてありがとう」といったコメントが寄せられている。
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