猫は何かを伝えようとしているのかも(写真はイメージです) Marjan Grabowski-Unsplash
<旅行先からペットカメラをチェックした飼い主は、キッチンカウンターにひとりで座っていた猫の様子から異変を察知した>
ペットカメラに映っていたのは生後半年のオス猫のロビン。飼い主一家が旅行中、家で留守番していた。キャプションによると、「キッチンにひとりきりでいたロビンは混乱した様子だった」。続く「何かがおかしい」という言葉が背筋を寒くさせる。
【動画】様子がおかしい!? 猫がカメラごしに知らせた妹の非常事態
この動画は、アイルランドに住む飼い主のビビアナ・リードホルスト(51)がTikTokに投稿した。
飼い主一家はこの時、5日間の旅行中で、ロビンとスシの2匹の子猫はペットシッターに世話を任せて家で留守番させていた。しかしカメラをチェックした飼い主は、すぐに異変に気付いた。
「この2匹の子猫はいつも一緒にいるんです」とリードホルストは本誌に語った。「ロビンはスシのことが大好きで、ひとりでいることは絶対にありません。その子がひとりでいて、様子がおかしかったので、ものすごく心配になりました。普段のあの子と違っておびえた様子で、カメラを見つめてから2階を見上げ、まるで私たちに何かを伝えようとしているみたいでした」
過去のカメラ映像を確認した結果、不安は的中した。前日、ペットシッターが家を出た直後から、スシの姿が映っていなかった。
「この瞬間、何かが起きたと分かりました」とリードホルストは続ける。「スシはものすごい食いしん坊で、食べ物があればあの子がいます。その子が夕ご飯に姿を見せないなんて、とんでもない異常事態です」
最悪の事態を恐れたリードホルストは、休暇を切り上げて帰宅することも考えたが、まずはペットシッターに連絡して様子を見に行ってもらった。
駆け付けたシッターが目にしたのは痛ましい状況だった。スシはベッドフレームの内側に閉じ込められていた。引き出しの隙き間から内部の空洞に潜り込み、その後引き出しが閉まって閉じ込められてしまったらしい。
「可哀想すぎる状況でした」「メッセージを受け取って涙が出ました。あの子が見つかって安心する一方で、大きなショックを受けました。休暇を切り上げようとさえ思いました」
スシは前日の午後6時ごろから翌朝9時ごろまで、ほぼ15時間も閉じ込められていた。お腹を空かせてストレスも大きかったものの、幸いなことにけがはなかった。
スシは以前もベッドフレームによじ登っていたことがあった。しかし飼い主はペットシッターにそのことを告げるのを忘れていたといい、「苦い教訓を学びました」と打ち明ける。
一家が最も心を打たれたのは、恐らく異変を知らせようとしてロビンが取った行動だった。
「最初は私たちがいないことをロビンが寂しがっているんだと思いました」「でもこの子は、妹が閉じ込められたことを私たちに知らせようとしていたんです。そのことに気付いて心が張り裂けそうになると同時に、心が温かくなりました」
TikTokの動画は45万回以上再生されて数千件のコメントが寄せられ、注意を促してくれたことに対する感謝の声が相次いでいる。
リードホルストは「ドアやクローゼットや引き出しを閉める前に、『猫の頭数確認』をするようになったという声が寄せられました」と話す。「猫は静かで好奇心旺盛なので、物音を立てずに閉じ込められてしまいます。この動画のおかげでそれを免れる動物が1匹でもいるのなら、共有した価値がありました」
無事に再会できたスシとロビンは、再び離れられない存在になった。この子たちの本能を甘く見ることは二度としないと飼い主は話している。
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