徳島県鳴門市は12日、2026年度に実施される市立小中学校の修学旅行について、無償化する方針を固めた。子育て世帯の負担軽減などが狙いで新年度予算案に関係事業費4611万円を計上した。県教委によると、修学旅行費の保護者負担ゼロが実現すれば県内初となる。市は27年度以降も無償化事業を継続したい考えで、子育て世帯には朗報となりそうだ。
市学校教育課によると、26年度に修学旅行に参加する市立校の小学6年生は378人、中学2年生は411人。25年度までに実施した修学旅行の実績によると、小学6年生は1人あたり約3万5000円、中学2年生は約8万円かかっており、原則として保護者が費用を積み立てるなどして負担してきた。
26年度はこの費用を公費で賄う。市外の私立校に通う児童生徒の保護者にも、相当額を支給すべく準備しており、小学6年生(約10人)には1人あたり約3万円、中学2年生(約30人)には約7万円でそれぞれ検討している。
また、27年度の修学旅行の行き先について、泉理彦市長は「若いうちに海外を見てほしいという思いもあり、中学生には(徳島から直行便のある)韓国、小学生には沖縄を念頭に検討してほしい」と話した。市学校教育課によると、27年度以降の市立校修学旅行は海外渡航となった場合でも公費による無償化を模索しながら検討する方針。【植松晃一】
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