由布岳をバックに走り初めする辻馬車=大分県由布市湯布院町川北で2026年3月1日午後0時38分、久保田修寿撮影

 ゆふいんに春の訪れを告げる「観光辻(つじ)馬車開き」が1日、大分県由布市のJR由布院駅前であった。毎年この日に開催しており、2カ月間の冬季休業明けの辻馬車運行が2日に始まる。

 辻馬車は、1975年の県中部地震の影響で減った客足を取り戻そうと、旅館経営者らが翌76年に始めた。映画祭、絶叫大会なども同じ趣旨で同時期から続いている。

 安全を祈願する神事に続いて式典があり、辻馬車を運行する由布院温泉観光協会の太田慎太郎会長が「盆地を巡る辻馬車で、ゆふいん観光の懐の深さを感じてほしい」とあいさつ。地元の子どもたちを乗せて、走り初めした。この日は爽やかに晴れ、由布市の最高気温は16・8度で4月上旬並みの暖かさに。「パッカ、パッカ」と馬の蹄(ひづめ)が響き、観光客らが盛んに写真を撮っていた。

 辻馬車は2台あり、馬6頭で運行する予定。由布院駅を出発し佛山寺(ぶっさんじ)などを回って駅に戻る60分のコース。料金は中学生以上2500円、小学生以下1800円。昨年は約1万2000人が利用した。当日のみ予約を受け付ける。問い合わせは、駅すぐそばの由布市ツーリストインフォメーションセンター(0977・84・2446)。【久保田修寿】

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