第1子の保育料半額の条例改正案が否決され、報道陣の取材に答える小川晶市長=前橋市大手町2の前橋市役所で2026年3月26日午後5時14分、加藤栄撮影
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 前橋市議会は26日、小川晶市長の公約である第1子(0~2歳)の保育料半額を実施するための条例改正案を反対多数で否決し、定例会を閉会した。小川市長は「保育料の負担軽減を期待していた市民に大変申し訳なく思う。議員の皆さんからいただいた意見や要望を踏まえ、引き続き実現に向けて全力を尽くす」と述べた。

 条例改正案は本会議で採決され、保守系の前橋高志会と前橋令明に加え、公明などを含めた7会派26人が反対。賛成は共産、まえばし市民クラブなど4会派11人だった。

 採決に先立つ討論で、前橋令明の佐藤祥平市議は「目的と成果指標が不明確で、恒久的な財政負担を伴うことに懸念がある」などと反対。共産の吉田直弘市議は、小学校給食費の無償化に国の交付金を活用できる見通しで「財源確保のめどがたった」と賛成した。

 また23日、前橋高志会に所属していた吉田博昭、間仁田諭、山田秀明の3市議が会派を離脱し、新会派「前橋豊輪」を結成。保育料半額の条例改正案の採決では、賛成に回った。関係者によると、3市議は1月の前橋市長選で、前橋高志会など保守系が推した新人弁護士ではなく、小川氏を応援したという。【加藤栄】

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